チュニジア,トルコ 旅行記-05-  ブラレジア -8/3-
今日は,ドライバーを手配したドゥッガ,ブラ・レジア旅行の日.
7:30にドライバーのスラハさんが,ホテルのロビーまで,迎えに
来てくれた.車は,4駆のTOYOTAのランドクルーザー,
この国では立派すぎる車だ.エアコン完備で,一日,$200の料金も
納得な気分で乗り込みました.
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チュニスの市街を抜けると,乾燥した大地が延々と続く,オリーブの
木々が広大なエリアで栽培されている風景や,遊牧民が羊やロバ,
牛などを放牧する風景が目に入る.遊牧の生活が続いていたり,
小さな街を通り過ぎれば,路肩で野菜や果物の叩きうりや,
ロバに乗ってのんびり先を急ぐ人,土塀で気づかれた家々など,
日本とはあまりにも違う風景に驚きました.
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風景にかじりついていたりで,運転手さんとは,必要最低限の会話
しかしなかったのが,今思えば悔やまれる.また,もう$100払って,
旅の友も兼ねて日本語ガイドさんを頼めば,チュニジアのコアな話を
聞いたり,もっと楽しい旅になったかもしれないなぁ.
出発2時間後にブラレジアに到着,乾燥した荒野にポツンと
遺跡だけが広がり,周りには,なにも無い.やはり個人旅行で
来るには不可能に近い場所だった.

チケットを買って遺跡に入ると,女性ガイドの売り込みにあった,
断っても,なんで必要ないのかと逆ギレ気味で攻め込んでくる..
ガイドブックを持ってるから必要ない程度では,引き下がらず,
英語が少ししか分からないと悲しい主張をしてようやく退散したよ.
ドライバーさんとは,2時間の見学を約束したのに,なんだかんだ
15分くらいやりとりして時間がもったえなかったよ.ふぃ~.
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気を取り直して,遺跡に突入.石畳が巨大な大浴場跡の方まで
続いており,遺跡っぽさ満点で心躍らせながら歩を進める.
大浴場には,アーチ状の入り口を持った巨大な石壁や浴場跡に
床一面に残る幾何学模様のモザイク画がありました.
BATOUTA VOYAGE社のNさんに教えてもらった水かけを
やってみると,2000年程度の膨大な時間を超えて,たちまち
鮮やかな大理石の色彩が甦る様は感動的でした.
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劇場跡では,声が反響する構造になっていたのが面白かったのと,
舞台下,中央にクマのモザイク画が残っていたのが印象的.
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北側の住居跡では,地下住居が残っていて,c0056957_1042889.jpg
階段で下に降りていけるようになっていました.光を取り入れる
大きな穴を取り囲むように地下住居が構成されているので,
地下といっても光が届き,真っ暗という事はありません.
灼熱のアフリカ大地でも涼しく過ごせるように,地下住居が
発達したそうです.私も地下の涼しさを実感して,その快適さの
恩恵にあやかりました.ちなみに地上の建造物は,ほとんどが
大地震で崩れてしまったそうです.
地上はそんな感じであまり目立つ建物がないので,この遺跡は,
一見地味な印象を受けます.地下住居の床には,モザイク画が
残っており,地上より保存状態が良いのか,
幾何学模様がよりきれいに感じました.
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遺跡間の距離は50m程度あり,1.5lの水を飲みながら歩く,歩く,
歩く.1時間半程度たつと,アフリカの日差しにだいぶ
やられてきました.
とにかく,太陽が元気良すぎ・・・日焼け止めも暑くなってから
塗ろうと思っていたら,遺跡に夢中で塗るのが遅れて,首,腕,
耳の上をこんがりローストされてしまいました.^^)ゞ.

8月のチュニジアの太陽,恐るべし...
帽子だけでは全く効かず,日傘,薄手の長袖で2重でガード
しても良いくらいな感じでした.

暑さでバテてきた頃にようやく遺跡のc0056957_10424887.jpg
一番奥にあるアンティフェトリテの家にたどり着きました.
この家の地下住居のモザイク画が逸脱!薄暗い地下で地上からの
光に照らされてモザイク画が自然にライトアップされている
雰囲気もいい感じ.

女神と二人の男神が細かいピースでグラデーションを効かせて,
肌の質感に近い感じでみごとに表現されていました.
保存状態も良く色鮮やかで,大きさも2畳ほどの大きさ.
これまでは,簡単な模様ばかりでしたが,ここまで見てきた
モザイク画とは明らかにレベルが違いました.
ここまで複雑な絵できれいなモザイク画が遺跡に残っているのは
世界でも他にはないと思うので,実際に見る事ができて,
暑さもふっとび,ただただ感動でした.
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他の観光客も,少しいましたが,今,この場所にいるのは私だけ
灼熱の遺跡を歩いて回った後の涼しい地下の快適な空間で,
気の済むまで,きれいなモザイク画を独り占めで眺められて,
なんとも贅沢な気分でした.

朝は日本語ガイドさんをお願いすれば良かったかなとも思いましたが,
他人を気にすることなく,好きな場所に好きな時間だけ留まれるので,
一人も悪くないなぁと思い返していました.

ドライバーさんとの約束の時間近くまで,のんびり鑑賞して,
車に戻る事にしました.午後は,TBSの世界遺産を見て以来,
ずっと行きたかったドゥッガに行く予定です.
  TBS世界遺産 ドゥッガ編のブログコメント 
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by kenek7974 | 2006-08-27 11:01 | チュニジア・トルコ旅行
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