チュニジア,トルコ 旅行記 -08-  バルドー博物館 -8/4-
メディナからタクシーで15分くらい走り,モザイク画で有名なバルドー
博物館に到着.博物館の入り口まで,歩く間に灼熱の太陽にやられて,
熱中症,再発の嫌な予感.
水分補給のためミネラルウォーターを買って,館内に入りました.

建物は、ベイと呼ばれるオスマントルコ時代の宮殿を利用していて,
天井も高く,フロアもバレーボールコートくらいの部屋が続き,
壮大なモザイク画を飾るにはピッタリな感じでした.
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この暑さの中,クーラーもありませんでしたが,熱中症気味で
クーラー負けしてしまう体になってしまっていたので助かりました.
モザイク画鑑賞をスタートさせる前に,熱中症を回復させようと
日の光を避け,出口方面の薄暗い回廊をフラフラしていると,
ユニークな絵に笑顔になってしまうモザイク画に出会いました.

ひとつは,ボクシングのモザイク画で,おでこの辺りからプシュっと
血がでているのに,おとぼけ顔でこちらを向いているのが面白い.
当時もグローブを付けていたんですね.
コロッセオなどでボクシングが開催されたのかなぁ...
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もう一つは,握手のモザイク画で,上下の花のデザインもかわい
らしい感じ.教室で作っている方がいましたが,本物も良かったです.
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体調も回復してきたので,館内巡りを再スタート.
床や壁一面にモザイク画が展示され,次から次へとモザイクが表れる.
噂どおりの展開でモザイク画に囲まれて胸がいっぱい.大感動です~.
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ハートを敷き詰めた床モザイクも印象的でした.
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2階に上がる階段付近には,一階にも続く壁を利用して
特大のモザイク画が展示されていて,そのスケールの大きさに
ビックリでした.こんな壮大なモザイク画もひとつではなく,何点も
展示されていて,見上げるたびに溜息がでる程でした.
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先日,探検してきたドゥッガから発掘されたモザイクも多数
展示されていました.ユリシーズとセイレーンのモザイク画は,
セイレーンの歌声や音楽に惑わされないように,ユリシーズが船の
帆柱に体を縛り付けている場面をモザイク画にしてあります.
色の鮮やかさと修復状態も良く完成度が高い作品でした.
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ネプチューンの勝利と呼ばれるモザイク画も素晴らしかった.
私が作るモザイク画と同じくらいピースが細かく,肌の質感も見事,
中央のネプチューン,と4角の四季を表現している構図も良かった.
女神を取り囲む,花や麦のモザイク画も繊細な感じ.
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このモザイク画が一番気に入って,窓際のテラスでc0056957_23101650.jpg
休憩しながら,気の済むまで鑑賞していました.
テラスもチュニジアンブルーで塗られていて
とてもきれいでした.風が流入してきて心地良く,
ウトウト居眠りなどもしていましたが,
隣のミナレットからアザーン(イスラム教の
礼拝を呼びかける大音量の音楽(お経?))が
聞こえてきて,驚いて飛び起きたりなんて
事件もありました...この場所では,
スローな時が流れてホントに心地よかったです.

モザイク画の他にもカルタゴやドゥッガから運ばれた大理石の像が
ありました.3mくらいの大きさで,ドゥッガのキャピトル神殿に,
この像が設置されていたのか...と 頭の中で重ね合わせ当時を
空想して楽しみました.
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バルドーは,世界一のモザイクコレクションが見られる博物館という
評判どおり,質,量ともに抜群の収集を誇っていました.
イタリアなどにもモザイク画を見に行きましたが,とてもかないません.
この博物館を訪れる事ができてホントに良かった.

明日は,コロッセオのあるエルジェムと,バルドーに次ぐ博物館がある
スースに,電車で遠出する予定です.
朝6時の始発に乗る予定で,これを逃すと次の電車はだいぶ後に
なってしまい,どちらかひとつしか旅行できなくなってしまいます.
当日,バタバタしないように事前に駅を訪れて,
切符を買うシステムや駅の様子などを把握しておきました.
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by kenek7974 | 2006-09-12 23:24 | チュニジア・トルコ旅行
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