チュニジア,トルコ 旅行記 -09-  エルジェム -8/5-
朝5時起床.6時発の電車を目指して眠い目をこすりながら駅まで歩く.
外は真っ暗で街灯もあまりなく一人歩きは恐い感じ.
5時半前に駅に着く,時間も早いので駅はガラガラかと思いましたが,
大勢の人が切符売り場に集まっていて驚きました.
電車の本数も少ないし遠くの街まで行くには,この時間の電車しか
ないのでしょうね.時間に余裕を持って駅に来てホントに良かった.
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切符の購入は,口頭と紙に書いて見せるのダブル作戦で無事に購入.
チケットの座席を確認しながら乗車してみたが,私の席に人が
座っている??片言の英語で返された言葉から想像すると,
チケットで座席指定されているが,早い者勝ちで席は自由に
決めて良いらしい...アバウトな国だな.

予定どおり6時発の電車で出発.電車はカルタゴ,シティブサイド
区間と比べて,だいぶ快適でエアコンも効いている.
快適な旅になりそうで一安心.

朝日を浴びながら通り過ぎる景色を眺めるていると、未知なる土地への
期待感から心が高揚してくる.
今日は,どんな一日を過ごす事になるのだろう...
日本から遠く離れたイスラムの国は,そんな気持ちを抱かせてくれる.

お尻も痛くなってきた3時間後,ようやくエルジェムに到着♪.
空の青とチュニジアンブルーの青,異なる青が同居した駅の風景は,
美しすぎました.街の風景は埃っぽく雑然としているのに,
このセンスの良さには,ホント驚いてしまうよ.
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駅の周りには,高い建物などなにもなく,郊外の小さな街といった感じ.
遠くに見えるコロッセオを遮る物はなく一直線に道が続いている.
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10分ほどでコロッセオに到着,入り口のチケット売り場は,
雰囲気が出ていて,とても良い感じでした.
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コロッセオに入ると,チュニジア周遊の観光客がたくさんいましたが,
コロッセオも広いので,さほど気にならない.
60m先くらい先まである楕円形の闘技場あとと,
それをぐるっと囲む様に観客席が設置されている.
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中央の闘技場跡では,野外コンサートも開かれるようで,
ステージやイスなどの準備がされていました.
遺跡を利用したコンサートなんて一度聴いて見たいものです.

左側は,3階立てに作られていて,上まで登っている観光客がいたので,
そこからの景色を眺めに行きました.
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右の写真は,階段を登る途中からの眺め.
ここでエルジェムのコロッセオを簡単に説明しますと,
ローマの本家コロッセオよりサイズは一周り小さいですが,
保存状態はとても良く,完全に近い状態を現在も保っています.

ローマ時代は剣闘士の戦いなど闘技が頻繁に行われていましたが,
驚いた話は,7世紀にベルベル人とアラブ勢の戦いがあった時に,
ベルベル人の女王がコロッセオに追いつめられて,炎に自ら身を投じて
絶命したという凄惨な話.
そんな人類の歴史を2000年近く見届けてきたコロッセオは,
1979年に世界遺産に登録されたそうです.

3階まで上がると,辺り一面,高い建物がなにもないので,
遠くまで景色が見渡せました.地平線まで続く街路樹の一本道が街を
東西に切り裂いているような景色が印象的でした.
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お土産屋では,モザイク画が売られていました.目地材もなく,
ただタイルを割って貼り付けた感じだったり,機械加工のタイル
ひとつひとつがどれも同じ表情でつまらない.
のっぺりしてるような絵になってしまっていました.

やはり手作業でひとつひとつ,大理石やガラスを割って作るからこそ,
一粒一粒が個性を放ち良いモザイク画に仕上がるのだなと思いました.
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次は,モザイク画が展示されているエルジェム博物館を目指します.
駅前広場まで戻ると,広場中央に幾何学模様が美しいモザイク画に
出会えました.今日は,この辺で
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by kenek7974 | 2006-09-18 12:19 | チュニジア・トルコ旅行
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