チュニジア,トルコ 旅行記 -11- サヘル地方の真珠スース -8/5-
エルジェム駅で,スースまでのチケットを購入しようと思いましたが,
窓口で,アラビア語でなにか問題がある事を伝えられるが,
まったくわからず,英語←→アラビア語のやりとりを続けても
まったくラチがあかない.
この電車を逃すと次の電車は19時までないので,切実にアピール.
なんとか,電車のチケットをもらったので,ホッとしましたが
半値程度のお釣りがきたのでやや心配.
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電車は到着時刻になってもなかなかこない.猛暑の中,ホームで
待っているのが,本当につらく,熱中症の軽い症状が出はじめました.
駅の眺めがきれいなのが唯一の救い.頭もフラフラになってきた
30分後にようやく到着.これくらいの遅れは日常のようでした.
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電車にのってびっくり.列車タイプのBOX席の間,通路に人が
あふれている.しかたなく,入り口側の連結部分にちょこっと
立っている事にしました.
網棚にまで座っている人はいませんでしたが,インドへの旅番組で
見た風景にそっくりでした.駅の窓口のごたごたもすべて納得.
1時間の乗車になりますが,近くにアラブ人の母娘がいて,
緑のきれいなドレス風の服をきた6才くらいの娘さんをプリンセスと
呼んで退屈しのぎ.ようやくスースの駅に到着しましたが,
ここからもすごい人数が乗り込んできます.
チュニスへの帰りの電車は要注意.
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ここでスースを簡単に紹介しますと,チュニジア第3の都市で,
地中海に面した白い砂のビーチが有名で,サヘル地方の真珠なんて
呼ばれているそうです.
また,細い路地が迷路のように入り組んだバザールのような
メディナ(旧市街)は世界遺産に登録されており,メディナ内にある
北アフリカの古代のモスク,グランドモスクも有名です.
またスースの博物館は,バルドー博物館に次いでモザイク画が
充実していると言われているので,こちらもとても楽しみです.

白砂のビーチも見に行きたかったのですが,熱中症気味で日影を
探して歩くような日影人になってしまっていたので,
光あふれるビーチは断念.
まずは,メディナを目指しました.メディナは,4mくらいの堅牢な
城壁に囲まれていて,ここが城塞都市である事がわかりました.
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メディナの中に入ると,たくさんのお土産屋さんと観光客で,
ごった返してザワザワしてる感じ.
メディナ入り口近くにあるグランドモスクに入るとメディナの喧騒と
モスクの静寂の対比が敬虔な気持ちを高揚させてくれて,ここは,
神様につながる祈りの場であることを物語っていました.
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アラーに祈るイスラムの女性がモスクと一体化したような印象で
とても美しかったので,写真をとらせてもらいました.
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すぐ近くにある見張り塔のリバドに登る.旅行に行った時は,
高い物に絶対登るという習性があるようです.
過去,印象に残っているトコロでは,ガウディのサクラダファミリア
教会の塔や,イタリア,シエナのマンジャの塔,フィレンチェの
ジョットの鐘楼,フランスのシャルトル大聖堂などなど..
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今回も最上部からの眺めを楽しみに螺旋の階段を灼熱の中,
百段以上登りました.息も上がりフラフラになった頃,
ようやく頂上に到着.苦労の甲斐あって,
素晴らしい景色が待っていてくれました.
すぐ下にグランドモスクの全景がみえたり,遠くまで続くメディナの
景色も美しい.海や港まで眺める事ができました.
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次は,大本命のスース博物館を目指します.メディナの西端に
位置して,ここからは,1km程度でしたが,熱中症が悪化して,
頭の上をヒヨコが廻っているような感じなので,
タクシーを探しましたが,あまりにも観光客が多く,日本のように
きちんと順番待ちで並ぶなんて事はなく,待ち人をかき分けて,
我先にと捕まえなくちゃいけない状況.
なんどかトライするが,連戦連敗で体調も悪く戦意喪失.
超スローの足取りで,メディナを抜け博物館を目指す事にしました.
メディナの活気を味わいながら迷路のような路地を通り抜けたり,
商店街を離れた住宅街では,路上で羊を解体してるショッキングな
映像を目の当たりにしたり,タクシーにはのれませんでしたが,
異国情緒を味わうことができました.
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by kenek7974 | 2006-09-23 12:50 | チュニジア・トルコ旅行
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