チュニジア,トルコ 旅行記 -28- カーリエ博物館 -8/8-
8時くらいまでぐっすり眠ると,昨日の疲れも取れ,
今日訪れる場所への期待で胸を膨らませながら朝食をとりました.

今日は,ビザンティン時代の古い修道院がそのまま博物館になっている
カーリエ博物館を目指します.トルコのモザイク画の本にも
大きく取り上げられていて,とても楽しみにしていた場所です.
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この教会は,旧市街の中心から少し離れ,交通の便が悪い場所に
あるので,はじめてタクシーを使ってみる事にしました.
早速,ホテルの前に停まっていたタクシーに乗り込み,
行き先をつげると...まったく場所が分からない様子!?

日本じゃ考えられませんが,トルコでは,
タクシーの運転手が場所を知らないこともよくあるみたいです.

そのお兄さんは,親切な人で,カーリエ博物館まで,
行くことができるタクシーをいっしょに探してくれました.
無事に辿りつける運転手を見つけて出発.
イスタンブールを幾多の敵から守ってきた旧市街を取り囲む
テオドシウスの城壁沿いを走っていく.
堅牢を誇った城壁も崩れている箇所があったり,
石組みの間から草が生えていたり,哀愁漂う眺めがどこまでも続いていました.

幹線道路からはずれ,細い道をくねくね入っていく.
かなりややこしい場所にあり,カーリエ博物館に行く事ができない
タクシーの運転手がいたのも納得でした.
やがて住宅街の中に,突然,赤茶色の外壁で,ずんぐりした
独特の柔らかいデザインの建物が表れました.
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入場料を払い,早速,カーリエ博物館に入ってみました.
中は,教会というより列柱が立っていたり,遺跡のような
感じです.ライトアップされて良い雰囲気を作っています.
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この修道院は,ビザンティン帝国がオスマントルコに
征服された後は,イスラムのモスクとして使われていました.
その時代,見事なモザイク画はアヤソフィアのモザイク画と
同じように漆喰で塗りつぶされていましたが,アメリカの
研究所の調査で奥に眠るモザイク画が発見され,
漆喰が取り除かれた現在は,素晴らしい作品達を見る事ができます.

館内の壁には,聖書のストーリーやキリスト,聖母マリアなどを
表したモザイク画で埋め尽くされています.キリスト教色が強い
モザイク画ばかりですが,どれも素晴らしい出来映えで,
本では味わえない本物の輝きを放っていました.

まずは,キリストのモザイク画,顔の表情がリアル過ぎて,
恐いくらいでした.また衣装に使われている蒼いピースが,
キラキラ輝くのがとても綺麗でした.
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これは,聖書に出てくるキリストが水をワインに変える場面が
描かれていました.
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ドーム天井にもモザイク画がびっしり.
ヴェネチアのサンマルコ寺院のモザイク画のように,
黄金に彩られていました.
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もっとも見応えがあったのが,マリア永眠のモザイク画,
別れをおしみ,嘆き悲しむ人々の表情が細かく描かれています.
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by kenek7974 | 2007-11-01 22:43 | チュニジア・トルコ旅行
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