チュニジア,トルコ 旅行記 -29- フェティエ博物館 -8/8-
イスタンブールのモザイク画本に載っていた博物館で,
アヤソフィア,カーリエ博物館とともに訪れたかったフェティエ博物館.
しかしガイドブックには,全く取り上げられてなく,所在が不明.
イスタンブールの地図をじっくり眺め小さく書かれた名前をなんとか見つけだしました.
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カーリエ博物館から,30分くらいで歩いていけそうな感じだったので,
観光地ではない街中のお散歩を楽しむ事にしました.
向こうの地図はいい加減なので,やはり道に迷い,
分からないとは言わず,適当な事を言う何人かのトルコ人に
ひっかりながらもようやく到着する事ができました.
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マイナーな博物館だけあって,見に来ているのは私だけ.
係員も芝生の生えた庭の木の下で読書をしていたり,
のんびり穏やかな時間が流れているのがなんとも心地良かった.
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博物館とは言っても実際は,教会の遺跡のような感じです.
カーリエと同じように,キリスト教の教会からイスラムのモスクへと
歴史を歩んだ建物で,その時にモザイク画が漆喰で埋められましたが,
近代になってアヤソフィア,カーリエ同様,再び光のもとに救い出されました.

教会の中に入ってみると,薄暗い回廊が静寂に包まれていました.
見守られてるような温かさで心も落ち着き,背筋を伸ばしたくなる
ような感覚.キリスト教徒ではありませんが,教会を訪れると,
なぜかそんな風に感じてしまうんです.
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回廊の先には,ライトアップされたキリストのモザイク画が
印刷物では味わえない本物の輝きを放って目の前に存在しています.
この場所に来て本当に良かったと思える瞬間です.
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教会の正面だけではなく,側面の至るところもモザイク画で,
埋め尽くされています.
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緑の衣装がなんとも美しい洗礼者ヨハネのモザイク画.ヨハネの死に
関しては,オスカーワイルドの戯曲"サロメ"としても有名ですね.
洗礼者ヨハネは,英語では,”John the Baptist”と表現されています
が,なぜ”John”なのに日本だとヨハネになっているのかが
不思議なところです.
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天井のドームを埋め尽くすキリストと12人の使徒のモザイク画が
特に素晴らしかった.キリストの顔,凛々しすぎです.
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by kenek7974 | 2007-11-18 18:30 | チュニジア・トルコ旅行
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