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東山魁夷展(生誕100年)
昨日は雨降る中,東京国立近代美術館で開催されている
東山魁夷展(生誕100年)を見に行ってきました.

東山魁夷さんは,最も好きな日本人画家で,
その風景画は,世界に誇れる美しさを持ち,
どの作品も燦然と輝いています.



数年前に私の暮らす街の美術館の作品展で
出会って以来,彼の絵の大ファンになってしまいました.

今回は生誕100年の記念展という事で100点もの作品が集まっているので,
初めて見る作品も多く大感激でした.クオリティー高い作品を
こんなにも多く残せるなんて驚きです.

以前,長野の諏訪まで会いに行って振られてしまった”晩鐘”にも
ようやく対面する事ができて,感動もひとしおでした.
    
国民的な人気があるので,作品展はとても混んでいましたが,
作品から放たれる美しい波動で心が満たされ浄化されていくような
感覚の連続で,混んでいる事など全く気にならなかったです.

以前"センスオブワンダー”の記事でも触れましたが,
自然には感動できる美しさが溢れています.
その美しさに気づけるかどうかは,人それぞれの心(感性)しだいです.
仕事や家事等に忙殺されて,毎日を暮らしていると,
自然や芸術のすばらしさに感動する心も鈍くなってきてしまいますよね.

東山魁夷さんは,そういう感性が驚異的に鋭く,感じ取った美しさを
絵画として表現し伝える事ができる奇跡の画家だと思っています.

また,年を重ね自然と向き合う時間を繰り返す事により,その表現は,より成熟し,
見た風景をそのまま描くのではなく,余分な箇所のフィルタリングや
再構成を行い,さらに洗練された心象風景を表現できるようになり,
神々しい程の輝き放っていきます.

彼の作品は,色のテーマがある物が多く,
圧倒的される程の同系色のバリエーションで描かれており.
色彩の美しさが鮮烈に心に刻み込まれますね.
グレーを基調とした”冬華”,”緑のハイデルベルグ(東京は展示なし)”
などが特に印象的です.

言葉で彼の作品のすばらしさを伝えるのは,限界がありますので,
自分の感性と合いそうだと思った方は,
一度,本物の輝きに触れられる事をお薦めします.
(ちなみに今回の作品展は,来週の18日まで開催されていますが,
毎年,どこかで開催される程,人気があります)




by kenek7974 | 2008-05-11 23:28 | 作品展
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